実はまだ“負けていない”求人サイト|入職データから見る本当の採用チャネル事情

業界研究

求人を探すとき、どんなサイトを見ますか?多くの方が求人サイトを利用しているにも関わらず、人材紹介が主流と思われがち。しかし、実際のデータを見てみると、意外な事実が分かるのです。この記事では、入職データをもとに求人サイトの本当の立ち位置について探っていきます。まずは、現状の入職経路を見ていきましょう。

入職経路データが示す事実|最多は今も「求人サイト」

新卒以外の入職経路を見てみると、人材紹介の割合は全体の6.3%にとどまっています。一方で、最も多いのは求人サイト経由の33.2%。ハローワークが19.2%、縁故が23.5%と続き、求人サイトは今もなお、採用における最大の入口であることがわかります。

「最近は人材紹介が主流」という声を聞くこともありますが、実際のデータを見ると、求人サイトは決して脇役ではありません。多くの求職者が、まず最初に情報収集の場として求人サイトを利用しており、採用活動のスタート地点として大きな役割を担っています。

入職経路割合
求人サイト33.2%
縁故23.5%
ハローワーク19.2%
その他16.7%
学校1.0%
人材紹介6.3%

※厚生労働省「令和4年雇用動向調査」より

「人材紹介が増えている=求人サイトが弱い」は本当か?

人材紹介が注目されやすい理由のひとつは、「採用できた」という結果がわかりやすいからです。一方、求人サイトは母集団形成や比較検討の場として使われることが多く、成果が見えにくいと感じられることがあります。

しかし、「人材紹介が増えている=求人サイトが弱くなっている」というわけではありません。むしろ、求人サイトで企業や仕事を知り、最終的に別の経路で入職するケースも少なくありません。求職者の行動を分解すると、求人サイトは今も情報接触の起点として機能しています。

採用チャネル同士は対立関係ではなく、それぞれ役割が違うもの。求人サイトは「広く知ってもらう」「比較される」フェーズで力を発揮する存在だと言えるでしょう。

「数」ではなく「合う人に届くか」|職種特化型求人サイトが強い理由

求人サイト経由で応募が集まらない、あるいは採用につながらない理由の多くは、「露出不足」ではなく「ミスマッチ」にあります。情報は見られていても、仕事内容や働き方が正しく伝わっていないケースが少なくありません。

そこで強みを発揮するのが、職種特化型の求人サイトです。特定の職種や業界に絞ることで、求職者の検索意図と求人内容が噛み合いやすくなり、「合う人にだけ届く」設計が可能になります。

営業職に特化した求人サイト「リクセル」もそのひとつです。営業という仕事を軸に、経験・未経験、業界、働き方まで踏み込んで情報を届けることで、応募数ではなく採用の質を高めることを目指しています。これからの採用では、数を集めるよりも、適切な人にどう届くかが成果を分けていきます。

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