営業ノルマがキツイ会社の見分け方

就職

人が営業職を避けたがる理由の1つが「営業ノルマがキツイ会社だとしんどい」というものだそうです。日々ノルマの達成に追われ、残業が続くだけではなく、休日もないような激務で、さらに上司からはノルマの達成をキツく要求され、すでにノルマを達成している同僚からは冷たい視線を送られているような気がして神経をすり減らす、そんなイメージでしょうか。
ですが、ノルマを達成できないのは自分の能力や努力が不足しているからだけではありません。そもそもノルマを達成できない環境だったという可能性もあります。ノルマの設定が最初から無茶、上司が高圧的過ぎる人物だったといったことです。すなわちブラック企業というやつです。

はじめに

営業に限らず、どんな職種でも「ブラック企業は避けたい」と思う人が多いものです。しかし、ノルマがきついブラック企業は、求人情報、面接、社風の3つのポイントを見れば見抜けるようです。今回は転職希望者がブラック営業を避けるために押さえるべき判断基準をまとめてみました。

営業ノルマがきつい会社を見分けるポイント

求人情報、世間の評判などに、営業ノルマをキツいと感じがちな会社かどうかを見分けるポイントが潜んでいます。面接にもそういったポイントがあるので、お見逃しなく。

求人情報から分かる

求人票には会社の本音がにじみ出ています。隠そうとしても隠し切れないものです。
例えば「成果主義の強調」です。求人票の会社説明欄などに「完全成果主義」「結果がすべて」などの文言があれば、数字に関するプレッシャーが強い傾向があると言えます。
「固定給が極端に低い」会社も要注意です。「基本給は低いければ高歩合でたくさん稼げる」なんてことが書いてあれば魅力的ですが、実態は「歩合で補わないと生活できない」という可能性もあります。
会社説明欄で「社歴は長いのに平均年齢が異常に若く、しかもその理由が示されていない」というのも要注意ポイントです。離職率が高い、つまり職場環境がブラック過ぎて長く働けない環境の可能性があります。
また、「根性」「ガッツ」「やる気があれば稼げる」など精神論的なワードの多用は、仕組みより気合いを重視する会社に多いです。これもキツい会社であることが多いので気をつけましょう。

面接で見抜く

面接はリアルな情報が得られる場です。
例えば「ノルマの平均達成率はどれくらいですか?」と聞いてみましょう。曖昧に濁す会社は、面接官がそこまで知らないだけかもしれませんし、もしかしたら達成率がとても低いことを隠す意図があるのかもしれません。質問を明らかに避けたり、「気合いで達成する」などの精神論に逃げたり、達成率を聞くと不機嫌になったりするようなら危険です。
また、「ノルマ未達成の場合、どんなフォローがありますか?」と聞いたとき、「気合いで乗り切ってください」など精神論を言ってきたり、きちんとしたフォローのシステムができていないような会社は危険だと言えます。
それに「1日の架電数や訪問数は?」と聞き、極端に多い場合はノルマが重い証拠かもしれません。
離職率が高い会社の場合、その理由を聞いてみるのもアリです。もし答えをごまかされたり、あいまいにされた場合、ブラック企業である可能性が浮上します。

社風・働き方から考察

会社の文化はノルマの厳しさと直結します。ただ、社風、働き方は入社してみないとなかなか見えてきません。入社後、以下の「危険なポイント」があれば、ブラック企業かもしれない可能性を考えてみるべきです。
例えば、朝礼で個人の成績を読み上げ、個人を責めるような会社は、当然ノルマへのプレッシャーが強いと言えます。
それに「残業は自己判断」と言いつつ、終業時間が来ても「誰も帰れない雰囲気がいっぱいの会社」は、要するに実質「帰れない」、すなわブラックな可能性がとても高いことになります。
上司がノルマのことで「怒鳴る」タイプが多い会社は、とっとと辞めたほうが良いかもしれません。
そもそも研修の内容が薄く、教育システムがきちんとしていないのに数字だけ求める会社は危険です。

営業がノルマがキツい会社の典型例

・設定した架電数や訪問数が終わるまで退社不可。
・休日も会社から連絡が来る。
・「気合いが足りない」「根性を見せろ」など精神論だけの指導。
・離職者が多く、常に求人を出している会社。

ノルマが健全な会社の特徴

逆に、良い会社は以下のような特徴を持っています。

・営業としてどれだけ動けば成果につながるのかが明確。
・未経験を育てる仕組みがある。
・結果だけでなく努力や改善も評価。
・個人ではなくチームで成果を出す。

まとめ

ノルマのキツさは事前に見抜けます。ノルマがキツい会社は、求人票・面接・社風のどこかに必ず兆候があるものです。
会社選びはどの職種でも人生に大きく影響します。営業職も例外ではなく、環境によって働き方や成長の仕方が大きく変わるため、冷静に見極めることが大切です。
もちろん事前に見抜けないこともあります。そうなると「冷静に見極めること」もできないかもしれません。そんなときは「心の声」に耳を傾けましょう
たとえブラック企業ではなくても、ノルマがキツくて体調を崩したりしては元も子もありません。あまりにもノルマがキツくて会社を辞めたくなったら、スパッと辞めてしまったほうが良いかもしれません。

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