カラーバスの法則

特定のことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象。カラーバス効果とも言います。
もともと人は、視覚や聴覚などを通じて入ってくる情報を、自然と取捨選択しているそうです。つまり、入ってくる膨大な情報の中から、仕事での課題や興味を持っていることなど、自分にとって必要な情報を見逃さずにつかむことができるわけです。
例えば、趣味として釣りを始めると、釣りに関する情報や道具、テレビ番組が以前よりも目立つようになります。実際には釣りに関する情報や道具、テレビ番組が増えているわけではないのに目立つのです。
この「カラーバスの法則」は、マーケティング、教育、自己成長などいろいろな分野で実用的な応用がなされています。例えば、広告を繰り返し流すことで、消費者のブランド認知を高めることが可能らしいのですが、それも「カラーバスの法則」の応用だそうです。しかし、そんなことは「カラーバスの法則」を知らなくても昔からやってきたことではあります。